『SERGE LUTENS』
この本は、シルクドソレイユの「アレグリア2」を観に東京に行った時にみつけました。渋谷の良く行くお店に行く途中、パルコの前くらいでトイレに行きたくなり、パルコに入りました。そして、トイレ近くのショップにちょっと入ってみるとかわいいTシャツがあり購入。そのまま、エスカレーターで1階に上がろうと思ったら、なんと洋書店ロゴスを発見!私の持ているメイクの本や、ファッションの本も結構いろいろ並んでいました。福山や尾道には洋書店はないので、いろいろ手にとってみれるので、気になるものを一杯開いてみました。そうしながら、ちょっと店の奥の方に行くと、この本が目線より少し上に飾ってありました。表しの写真で、セルジュルタンだとわかり、すぐに下ろして開きました。そこには、セルジュルタンの世界が広がっていました。なんとも、無駄の無い線や、コントラストは本当に美しいです。以前、メイクアップアーティストの方で、セルジュルタンの仕事は、とても芸術的だと書いてあるのを読んだ事があります。この本の写真は計算されつくした美しさを感じます。全体の統一感のある空気感もすごいなと思います。セルジュルタンの作品は資生堂のポスターなどで知っていました。メイクアップは一瞬のものです、残す方法は写真か映像しかありません。思うものを残そうと思ったら、美しさを共有できる写真家に出会う事は欠かせないかも知れません。偶然入ったパルコでしたが、まるで、本に引き寄せられた感じです。
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